青汁王子こと三崎優太の反社裁判がやばい?戦いの概要と敗訴後の動向

「青汁王子」として知られる実業家の三崎優太さんは、過去に多くの話題を集めてきました。

なかでも、反社交際疑惑をかけた越山晃次さんと事実無根の記事を掲載した週刊誌各社を相手に訴訟を起こした反社会的勢力との交際疑惑を巡る裁判が、大きな注目を浴びています。

既にすべての反社裁判は終結しており、三崎優太(青汁王子)さんの反社交際疑惑が広がった経緯や訴訟の詳細、そして判決内容が明らかとなっています。

本記事では、青汁王子こと三崎優太さんの反社裁判におけるやばい戦いの概要と敗訴後の出版社や越山晃次さんの動向について解説します。

青汁王子こと三崎優太の反社交際を巡る3つの戦いがやばい!

青汁王子こと三崎優太の反社交際を巡る3つの戦い

三崎優太(青汁王子)さんは、アスクレピオス製薬(アスク社)の取締役である越山晃次さんとの経営権を巡る裁判において、反社会的勢力と交際があると疑われました。そして、反社交際が真実であるかのような記事を複数の出版社が制作し、紙面とインターネット上に掲載したのです。

反社交際疑惑をかけた越山晃次さんと事実無根の情報を拡散した出版社に対して、三崎優太(青汁王子)さんは訴訟を起こします。

ここでは、反社交際疑惑を巡る3つの裁判の概要と判決内容を解説します。

越山晃次との経営権を巡る戦い

三崎優太(青汁王子)さんは、アスクレピオス製薬の資金の不透明な動きを受け、越山晃次さんを同社の取締役から解任するために動き出します。

しかし、解任を恐れた越山晃次さんは、経営権を巡って議決権行使禁止仮処分申立裁判を起こしました。そして、三崎優太(青汁王子)さんの反社交際疑惑を理由に、株式譲渡が無効であると主張するとともに「和解契約書」を証拠として提出しました。

裁判のなかで、和解契約書は脱税の際に作成した偽造書類であると三崎優太(青汁王子)さんが主張したため、反社交際疑惑を証明する書類とは認められませんでした。

また、アスク社の株式譲渡後、越山晃次さんが錯誤無効を訴えた事実はなく、立証されていないと三崎優太(青汁王子)さんは指摘しています。

裁判の結果、裁判所は三崎優太(青汁王子)さんの反社会的勢力との関係は根拠がないと判断し、越山晃次さんの申し立てを棄却しました。

新潮社との名誉毀損を巡る戦い

新潮社の出版した記事が社会的信用を傷つける内容であるとして、三崎優太(青汁王子)さんは、新潮社および記者を名誉毀損で訴えました。

三崎優太(青汁王子)さんは事実無根の情報がネットやSNSで拡散され、営業上の損害や精神的苦痛を受けたと主張しています。

一方、新潮社は越山晃次さんの株式譲渡無効の主張に関する記事であるため、社会的評価を下げる内容ではないと反論します。また、和解契約書が証拠としてあがっており、記事の内容は事実であると主張しました。

当該記事には、三崎優太(青汁王子)さんの反社交際に関する具体的な反論が記載されておらず、さらに和解契約書が捏造書類であったことから反社交際の真実性が認められませんでした。

判決から、新潮社の記事は三崎優太(青汁王子)さんの社会的な信頼を損ねる内容の記事であると判断されるとともに、反社交際はないと認定されています。

日刊ゲンダイとの名誉毀損を巡る戦い

三崎優太(青汁王子)さんは、反社記事を掲載した日刊ゲンダイも名誉毀損で訴え、反社交際や街宣活動を依頼した事実はなく、和解契約書も捏造した書類であると主張しました。

一方、日刊ゲンダイが掲載した記事は、越山晃次さんへ取材した内容に基づいて、真実のみを記載した記事であると日刊ゲンダイは主張します。

なお日刊ゲンダイは、既に出版されていた週刊新潮に反社交際を否定する内容があったため、三崎優太(青汁王子)さんには取材をしていませんでした。

一審の判決では、日刊ゲンダイの反社記事は名誉毀損に当たらず、違法性は認められませんでした。三崎優太(青汁王子)さんは敗訴しましたが即座に控訴し、越山晃次さんの刑事記録を含む重要な証拠を提出します。

その結果、再審の判決を待たずに日刊ゲンダイは非を認めて反社記事の削除を了承し、両者は和解しました。

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