越山晃次さんは、三崎優太(青汁王子)さんへの反社交際疑惑を証明する証拠として『和解契約書』を提出しました。そして、和解契約書は越山晃次さんとの裁判だけでなく、新潮社と日刊ゲンダイとの裁判でも度々取り上げられています。
反社交際を裏付ける和解契約書の記載内容とその信ぴょう性について、解説します。
「和解契約書」は、三崎優太(青汁王子)さんが法人税を脱税した際、国税庁から指摘された架空の外注費を実在するかのように見せかけるために作成した書類です。
和解契約書には「反社組織の街宣車をシエル社のビル周辺に押しかけさせた」との記述がありますが、当時関係が良好だったシエル社の協力を得ていたと、三崎優太(青汁王子)さんは裁判で認めました。
結果として、和解契約書は脱税を正当化するために虚偽の内容を書き連ねた書類であり、三崎優太(青汁王子)さんは反社と関係を持っていないことが判明しました。
「和解契約書」は虚偽の内容を書き連ねた書類でしたが、街宣車がシエル社に押しかけていたという情報は事実だったのです。
しかし、街宣車を送り込むような反社会的な団体とはつながりがないと三崎優太(青汁王子)さんは裁判で主張し、三崎優太(青汁王子)さんが街宣車を手配した人物ではないことが判明しました。
街宣車は、シエル社が扱っている「めっちゃたっぷりフルーツ青汁」で消費者を騙したり、不利益をもたらしたりすると主張したのです。当時はシエル社にスパムメールが送付されたり、サーバーが攻撃を受けてダウンしたりするなどの営業妨害行為があったため、シエル社は警察に相談しましたが、街宣車を送り込んだ人物の特定はできませんでした。
三崎優太(青汁王子)さんと越山晃次さんは、2016年に経営者塾で知り合い、経営相談をする間柄でした。
2016年7月、越山晃次さんはアスクレピオス製薬を共同経営から自分の所有にするため、当時の株主が保有する株式を買い取る資金として、三崎優太(青汁王子)さんに3,000万円の融資を依頼しました。当時の2人には信頼関係があったため、三崎優太(青汁王子)さんは低利子かつ無担保で資金を貸します。
アスク社を手に入れた越山晃次さんは、更なる成長を求めて三崎優太(青汁王子)さんの会社であるメディアハーツの協力を依頼しました。アスク社の株式の60%を3,000万円で購入してほしいと要求し、受諾されたことでアスク社はメディアハーツの傘下に入ります。
結果、アスク社は2017年の年商約1.7億円から、2018年には約24億円、2019年には約71億円と急成長しました。